本日9月19日(火)は秋のお彼岸入り。
準備はできていますか?
本日は日本の伝統であるお月見「中秋の名月」についてご紹介していきます。
日本の伝統的文化の1つである「お月見」はどんな意味があるのか。
そもそもお月見はどのような経緯で行われるようになったかご存知ですか?
秋に満月を鑑賞しながら、お供物として団子を備え、食べることで豊作を祝う行事。
団子は月に見立てられ、お供えすることで、感謝の気持ちを表し、無病息災や豊作を祈願するそうです。
まず、お月見できる天気か気になりますね。
全国各地の日の入りと月の出は下記になります。
▼各地の日の入り時刻・月の出時刻
根室 日の入り 17時24分 月の出 17時08分
仙台 日の入り 17時41分 月の出 17時22分
東京 日の入り 17時45分 月の出 17時24分
大阪 日の入り 18時01分 月の出 17時40分
福岡 日の入り 18時22分 月の出 18時00分
那覇 日の入り 18時31分 月の出 18時06分
気になる天気は?
秋雨前線により東日本と北日本では雲の広がるところがある予想。沖縄や奄美は台風14号の周囲をまわる湿った空気の影響を受けて、雨雲が時々通過する予想です。
全国各和菓子やさんではお月見団子の製造がピークを迎えています。
大阪市の和菓子店「幸成堂」
材料には兵庫県産「コシヒカリ」の米粉と、北海道十勝産の小豆を使用。上品で優しい甘さに仕上げています。
今年は十三夜(10月15日)までに約3000個を製造予定。1個110円。
店主の前田宗城さん(59)は「団子をお供にお月見をして秋の訪れを感じてほしい」と笑顔で話す。(日本農業新聞より)
価格も安価で可愛いウサギの形をしたかわいいお団子もあって、お月見がさらに楽しくなりそうですね。
お月見の習慣はいつから?
平安時代(794〜1185年)に中国から伝わった「中秋節」の風習が起源とされているそうです。
当初は貴族の間のみでお月見が盛んでしたが、江戸時代(1603〜1868年)に庶民の間にも広がり、稲の豊作を祈る農耕儀礼とも結びつき、お月見団子をお供えるする習慣も生まれて、現在に至るそうです。
「中秋の名月」の日にやるといいことがある!?
1.月見をする
じっくり鑑賞することで、心が落ち着き、精神的な安定や清らかな心を得ると言われています。
2.お月見団子をお供えし、食べる
団子を食べることは、無病息災や豊かな生活につながると信じられています。
3.すすきを飾る
厄除けや家族の健康を守る力が得られるとされています。
4.秋の味覚を楽しむ
秋は実りの季節なので、さつまいもや栗などの野菜や果物を味わうことで、自然の恵みを取り入れて豊かな気持ちで過ごすことができる。
5.祈願する
中秋の名月の日は、願い事をするのに適していると言われています。満月には「完璧さ」や「達成」を象徴する力があるとされるため、この日に目標や願いを込めて祈ることで、成就しやすいと考えられています。
6.感謝の気持ち
この日は自然の恵みに感謝する時間を持つことが大切です。
単に月を眺めるだけではなく、心も豊かにするためのいろいろな意味が含まれている大事な日なんですね。
まとめ
本日は中秋の名月の日についてご紹介しました。
早速和菓子屋さんに団子を買って、月が出るのをゆっくり待ちませんか?
私もお願い事を考えながら、月が出るのを待つことにします。
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