全国で基準地価が3年連続上昇。あなたの住んでる街はどうですか?
今回は基準地価が上がっている都道府県やなぜ上昇が続いているのかについてご紹介していきます。
今や他人事ではなくなった地価。知識として知っておくのも大事かもしれませんね。
基準地価3年連続上昇! 外国人観光客が急へきに増加することが影響?観光地などの地価が上昇。
基準地価とは、毎年9月に各都道府県が公表する、土地の価格指標の1つです。土地取引の目安になり、土地の売買や固定資産税、相続税などの算定に使われます。
日本一地価が高い場所が東京・銀座2丁目。
1平方メートルあたり4210万円に上るそうです。
国土交通省が発表した土地取引の目安となる基準地価。
全国平均は、去年に比べて+1.4%となり3年連続上昇。
東京圏だと銀座2丁目に続き、台東区西浅草2丁目は25%上昇している。
住宅地の東京・新宿区、沖縄・宮古島、大阪・天王寺区、長野・軽井沢などを中心に住宅需要が堅調で都市部の利便性の高い地域を中心に、海外の富裕層などによる取引も活発となっているほか、リゾート地として知られる離島などに移住しようという動きも地価を押し上げました。
外国人を含めた観光客が回復したことで、店舗などの需要が増加傾向になったことで、地下の上昇が拡大してきています。
大都市圏だけではなく地方の都市や観光地でも上昇しています。
移住者続々・・・上昇率トップ 沖縄の村
大都市圏だけでなく地方の都市や観光地でも上昇基調が強まっています。
なかでも、住宅地の価格が急上昇しているのが、沖縄県・恩納村です。上昇率は全国トップの29%。
恩納村は、沖縄本島中央の海沿いに位置し、空港から車でおよそ50分の場所にあります。透き通った青い海でシュノーケルやダイビングを楽しむことができ、美しいサンゴの村としても有名な恩納村。
なぜ、ここまで地価が上昇しているのでしょうか?
それは全国的に上昇基調が強まっているなか、恩納村が住宅地の上昇率・全国トップになった背景には移住者の増加があります。
上昇ばかりではない。自然災害等により下落傾向のところもある。
上昇しているばかりではなく、場所によっては下落傾向の都市もあります。
災害によって地価に影響があり、今年1月に地震が起きた石川県・輪島市能登半島は年々右肩下がりになっていたが地震後に下落の幅が大きくなったそうです。
能登半島だけではありません。
200キロほど離れた新潟・新潟市西区では去年は上昇していたが、今年は下落している地域があるそうです。
地価上昇する背景にどんなことが関わっているの?
- 需要の増加
住宅や商業施設などの土地に対する需要が増える - インフラ整備
鉄道や道路の整備、ショッピングモールや公共施設の建設など、インフラが整備されると、利便性が向上するため土地の価値が高まる。 - 経済の成長
- 外国人投資
- 人口増加
特定の地域で人口が増加すると、住宅や商業スペースの需要が高まるため - 物価上昇(インフレーション)
- 観光地化
特定の地域が観光地として人気を集めるようになると、観光客向けの施設やサービスが増え、それに伴って土地の価値が上がることがある。
様々な要因が相互に影響し、地価が上昇する傾向があるみたいですね。
まとめ
今回は基準地価が上がっている都道府県やなぜ上昇が続いているのかについてご紹介しました。
やはり、観光客により経済が回ることは日本にとっては大事なことですが、一方で地価が上昇することによって生活に支障が出ることもあります。
賃料の上昇、生活コストの増加など今までと同じような生活をするためには何か工夫が必要になってくるのかもしれません。
自分の住んでいるまちはどうですか?
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