世界的成果!奄美マングース根絶

奄美大島 国内ニュース

2021年7月に世界自然遺産になった奄美大島。

手つかず自然が特徴で希少な動植物、文化、天然記念物など多く存在します。

環境省によって奄美大島のマングースが根絶した!

と言われている背景や奄美の歴史についてご紹介していきます。

 

マングース「根絶!」

マングースは外来種であり、元々奄美にいた動物ではありません。

1979年に島内の農作物を荒らすネズミや毒蛇ハブを駆除する目的で導入されました。

 

マングースは昼行性、ハブは夜行性だったことから、

結果的にはアマミノクロウサギやルリカケスなど固有種や希少動物を襲ってることがわかりました。

 

島の生態系が大きく乱れてしまったので、マングースを捕獲するための駆除対策が2000年より本格的にスタートし長期間にわたってさまざまな駆除対策を繰り返したことで、

年在来の希少種は増加傾向になっていきました。

 

かつては、マングースvsハブのショーなど観光の目玉となっていた時期もありました。

ハブを駆除するヒーローから一転、害獣になってしまったマングース。

 

9月3日専門家による検討会を踏まえ、環境省が根絶宣言が発表されました。

 

外来種を導入した場合、絶滅させることは困難と聞いていたので奄美大島が地元の私も大事な生態を守れるのか心配しましたが、根絶宣言を聞いて安心しました。

 

ただマングースも生き物、、、いろいろ難しいですね。

 

 

奄美大島の歴史・文化

2021年7月26日「世界自然遺産」に登録!

奄美大島

・歴史

古代〜中世

海上交通の要所として日本本土、琉球(沖縄)、中国との間で交易が行われ、物資や文化が行き交う場所でした。

 

明治維新と近代化

日本の一部として正式に編入。

 

第二次世界大戦

戦後アメリカ軍の統治化に置かれた。

 

日本への復帰

1953年日本に返還され、観光業が徐々に発展。

美しい自然と独自の文化があると観光地として注目されるようになった。

 

世界自然遺産登録

2021年7月26日固有の生態系や希少な動植物が世界的に評価され、観光地として価値がさらに高まりました。

 

・文化

特に有名なのは世界三代織物でもある伝統的な織物「大島紬(おおしまつむぎ」です。世界的にも評価されています。

他は奄美民謡、奄美三線などが特徴。

奄美民謡と言えば、「ワダツミノキ」で有名な元ちとせさんの歌の中に”グイン”と言われる特有の歌い方も聴けます。

 

主に鹿児島と沖縄の両方の影響を受けて独自の文化があると言われています。

 

奄美大島に行くには?

飛行機フェリーを利用します。

 

飛行機でのアクセス

鹿児島空港:約1時間

東京(羽田・成田空港):各直行便で約2時間半

大阪(関西国際空港):直行便で約2時間

福岡空港:直行便で約1時間半

※乗り換え便は多数あります。

 

フェリーでのアクセス

鹿児島港:名瀬港へ約11〜12時時間。

船旅を楽しみたい方や車を持ち込みたい場合はフェリーが便利です。

※2024年9月5日現在の情報

 

島内での移動

公共機関もありますが、レンタカーを借りることをお勧めします。

自由に移動したり、気になるところにふら〜っと行けたり隅々まで探索できます!

 

最近はYoutubeで奄美大島について動画をあげてる方も増えてきましたよ。

是非参考にしてみてください!

 

 

まとめ

今回は今話題になっている、奄美大島でのマングース根絶宣言についてご紹介しました。

奄美大島は日本の鹿児島県と沖縄県の間に位置する美しい島で、自然豊かなリゾート地として有名です。

亜熱帯特有の南国らしい気候と、自然に囲まれ数日過ごすと別世界にいるようで癒されること間違いないです。

毎日頑張ってるあなたへ。一度は行ってみたいところに追加してみませんか?

 

まだまだ書ききれない奄美大島の魅力、食文化や方言などについてもどこかでご紹介していきたいと思います!

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