10月22日(火)放送の『カズレーザーと学ぶ。』(日本テレビ)が「秋のアレルギー」をテーマに放送。
その中で3つのテーマについて講義がありました。
今回は秋のアレルギーについてご紹介していきます。
10月だから気をつけたい、アレルギーについて。 知ってると知ってないじゃ対応が変わる。
秋といえばブタクサ、よもぎ、カナムグラなどの雑草にうよる花粉や寒暖差によるアレルギーだけではなく、今まで普通に食べれていたものが食べれなくなる症状も。
「カズレーザーと学ぶ。」で取り上げられていた3つのアレルギーのテーマを簡単に振り返っていきます。
カレーが食べれない体質に!?秋のアレルギー激ヤバトリガー
形の似たタンパク質に対し、抗体が誤って反応してしまうことでアレルギー症状が出てしまう「交差反応」。
例えば、よもぎ花粉に対するアレルギーが、似た形の、しかし全く別物のクミンやコリアンダーといった食べ物のタンパク質にも反応してしまい、食物アレルギーのトリガーとなってしまう。
この場合、そうしたスパイスの含まれるカレーが結果として食べれなくなる可能性があるそうです。
交差反応以外にも注意すべき点は、二次要因で発症するアレルギー。
食事後の運動や、意外なことに解熱剤を飲んでしまうことで、アレルゲンの吸収が高まり、急にアレルギー症状が出てしまうこともあるそうです。
急に出たアレルギーなどは特にしっかり専門家に相談することをおすすめします。
※トリガーとは、銃の引き金のように、特定の物事を引き起こすきっかけや引き金のこと。
10月が一番やばい!?寒暖差アレルギーの真実!
ここ数年で激増している「寒暖差アレルギー」。
そもそも寒暖差アレルギーとは「アレルギー」と言いつつも、アレルギーではないそうです。
「寒暖差アレルギー」は、7℃程度とされる、自律神経が対応できる以上の急激な気温変化が生じた際にくしゃみ、鼻詰まり、倦怠感、肌荒れ、蕁麻疹などの症状を引き起こすものです。
この症状に苦しむ人は近年増加。その背景には異常気象があるという。40℃を超える夏、さらに季節の移行期間である春・秋が年々短くなっていることが合わさり、身体が気温の変化に適応できなくなったために、寒暖差アレルギーを発症してしまう。
対応法は、
・体温の急激な変化を予防するため、適切な着衣を心がけること |
・適度なウォーキング |
・40℃の水温で半身浴 |
が効果的である。
食事面では、
・筋肉や血液を増やすタンパク質を多く含む大豆やささみ |
・タンパク質をエネルギーに変える役割があるビタミンB群が豊富なカツオやマグロの赤身 |
・身体を温め、血流を良くする作用のあるショウガや唐辛子 |
といった食材を摂ること。
オシャレしたら顔がパンパンに!?今増加中の???アレルギー
「ヘアカラーアレルギー」
若い女性を中心に流行しているインナーカラーを背景として、カラー材に含まれる色を定着させる染料、パラフェニレンジアミンが原因として起こるアレルギー症状に悩む人が増加。
セルフカラーによる不十分な知識での髪染めによって、頭皮などにカラー剤が付着してしまうと、アレルゲンが接触した皮膚から血液を循環することで、全身に症状が出てしまう「id(イド)反応」が生じ、目の周りがパンパンに腫れていたり、背中の広範囲に発疹が出てしまうことがある。
セルフカラーをする際には、頭皮に薬剤をつけないこと、ヘアカラー剤を十分に洗い落とすこと、カラー直前はシャンプーはしないことの3点に注意することが大事だそうです。
まとめ
今回は「カズレーザーと学ぶ。」で放送された秋のアレルギーについてご紹介させていただきました。いかがでしたか?
このようにアレルギーについて正しい知識をつけておくことで、対処することができると思います。まだまだ寒暖差も激しい日々が続いているので、身体に気をつけてお過ごしください。
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