福岡県を中心に展開する人気のうどんチェーン「資さんうどん」。
すかいらーくの傘下に入り、さらなる事業拡大をする。
今回は資さんうどんの今後の展開や歴史、人気商品などについてご紹介してきます。
「資さんうどん」すかいらーくの傘下へ。 海外展開も視野にさらなる出店加速を見据えて。
佐藤崇史社長が着任して「北九州の資さん」から「九州の資さん」になろうと九州全域に出店を進め、2023年12月には九州全県への出店を達成!
ただ出店するだけではなく、その地域で愛されるお店に育てていくことが必要と話す。
2024年9月6日、外食大手すかいらーくホールディングス傘下に入ると発表。
2023年、関西に1号店を出店し、九州は7県全てに進出するなど、展開地域を広げる。
買収金額は240億円。株式取得手続きは10月に完了するそうです。
すかいらーくHDが持つ経営資源とノウハウを活用し、さらなる出店加速を見据え、今後海外展開も図る。
「資さんうどん」1都3県に店舗展開へ 24年に千葉、25年に東京でオープン!
2024年冬に関東1号店となる「八千代店」(千葉県)、2025年初頭に「両国店」(東京都)をオープンする。今後も関東地域の1都3県を中心に店舗展開を目指す。
先駆けで「資さんうどん」のキッチンカーを出店し、1都3県の商業施設などで、「肉ごぼ天うどん」を1週間販売。
また7月13日〜15日の3日間、東京・神田で「資さんうどんPOP-UPレストラン」を開催しました。
3日間とも、オープン前に整理券販売分で販売数量に達するなど、想定を超える反響だったそうです。
“丸亀一強”のうどん市場を変える可能性も?
“丸亀製麺一強”のうどん市場に刺激を与えるか
ちなみに、うどん専門店チェーン業界は店舗数・売上と共に、1位と2位の間には開きがあり、2位の吉野家グループのはなまるうどんは、店舗数418店舗、売上334億円、(2024年2月期)だ。
丸亀製麺の方が、出店数は2倍以上、売上は3倍以上と差があり、圧倒的な優位性を確保している。売上実績は1021億円(2023年3月期)→1149億円(2024年3月期)と12.4%増と伸ばしており、過去最高を更新。今期も約100店ペースで改装を予定しており、その勢いはうどん業界を牽引していると言ってもいいだろう。
その丸亀製麺とは進むべき方向性が違うようだが、大資本のすかいらーくの傘下に入り、そのインフラを活用して成長を目指す資さんうどん。うどん市場にどういった影響を与えるかが楽しみであり、市場がもっと刺激的・競争的になることを願いたい。
屋台のうどん屋を経営していた大西氏による「資さんうどん」の誕生。 福岡のソウルフードとして広く愛される。
1976年大西章資(おおにし しょうすけ)さんにより創業。最初の店舗は北九州市小倉南区でうどん店を譲り受ける形で開店させたのが始まり。
彼の名前に由来して「資さん(すけさん)」と名付けられたそうです。
うどん屋さんですが、名物の「ぼた餅」が人気メニューの一つです。
1個160円(税込)
うどんの人気メニューは「肉ごぼ天うどん」
ごぼうの太さや切り方など改良を積み重ね、現在の形になりました。
760円(税込)
大西さんは出汁も麺も素材も全てにこだわりを持っていました。
開店後も何種類もの材料を組み合わせたりして、試行錯誤を重ねるなどの努力もあったそうです。
コンビニがない時代から24時間営業、100種類以上のメニューに挑戦するなど、「お客様を喜ばせたい」という思いを追求し、大西さんが居ない今もその想いは引き継がれています。
まとめ
今回は資さんうどんの今後の展開や歴史、人気商品などについてご紹介してきました。
九州でしか味わえないと思っていたうどんが、今後1都3県にも拡大することで、身近な存在になるのかなと思うと今後の展開も楽しみになってきました。
ぜひ、大西さんの想いも知った上で「資さんうどん」を食べたいですね。
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